ダークソウル2(DARK SOULS2)記憶からみる鉄の古王、簒奪者アーロン
はい、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日も元気に書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
今回も個人的解釈、妄想中心ですのでお気をつけください。

今日書かせていただくのは「鉄の古王」についてです。アイテムテキストには色々書いてありますが、正直よくわかりません。テキストが矛盾している部分とかもあったりして、読み解こうとすると大変ですね。ですのでちょっと「鉄の古王の記憶」からみていこうと思います。
私は以前、「記憶内の主人公は記憶の主の追体験をしているだけ」と書かせていただきました。今回もその考えで書かせていただきますが、その場合、「鉄の古王の記憶」はこの記憶における鉄の古王の追体験ということになります。
さて、ここで「ん?」となる人も多いでしょう。記憶の追体験である場合、「鉄の古王がアーロン騎士や懐刀の騎士アーロンと敵対している」ことになるからです。さて、どういうことでしょうか?

個人的解釈ですがズバリ、鉄の古王と騎士アーロンは、あの時点で間違いなく敵対関係であります。アーロンシリーズのアイテムテキストには「王が全盛期を迎えた際に去った」とありますが、記憶の中で騎士アーロンは明らかに何者かに倒され、そこで絶命しています。この部分でテキストとの矛盾が出てきますが、この「去った」の解釈の問題となってきます。
さて、いったん別角度からみてみましょう。騎士アーロンはもともと東の地からやって来ており、鉄の古王が最も信頼を寄せた者だったという、とあります。私個人としてはこの手のアイテムテキストには色々と罠、引っかけ、叙述トリックが仕込まれていそうだなと考え、基本素直に読まないよいに心がけておりますが、鉄の古王と騎士アーロンに関しても同じように仕掛けられているという視点で進めます。
鉄の古王は基本的に「弱い」と表現されます。アイテムテキストから考えると、騎士アーロンの力により本人が弱いにも関わらず王座を手に入れ、後に欲にのまれ俗物となり果て、騎士アーロンは見捨てて去った、という感じになるようなならないような感じです。また、アイテムごとに鉄の古王の最期に関して違う物語が書かれていて、それ全てをひっくるめて考えようとすると矛盾の嵐になります。さらに、記憶から考えると騎士アーロンは「見捨てて去った」ではなく「何者かが乗り込んできて迎え撃ったが負けた」になるので、アイテムテキストとの整合性がまるでない状態です。これらを踏まえ「去った」を考えると、自らの意思で去ったのではなく、戦って負けた結果騎士アーロンはいなくなり、後の歴史において「去った」と考えられるようになった、ということです。それも、栄華の絶頂を迎えた時に。
では、「鉄の古王は弱い」といわれる所以について、上記も踏まえて考えてみましょう。まず、騎士アーロンは弱かったか? に関しまして、「弱い」と答える方はいないと思われます。プレイヤーとして熟達しているので楽に倒せるという方も、そういう自分のスキル抜きで考えた場合、「騎士アーロンは強い」と答えることでしょう。(たぶん……)その騎士アーロンと戦い、勝利した人物が弱いはずがありません。そして、ここでは騎士アーロンと戦ったのは鉄の古王である、という立場をとらせていただきますので、当然、鉄の古王が弱いということはありません。では、何を以て「弱い」とするか。
鉄の古王は懐刀であった騎士アーロンに王位を簒奪された。
これが鉄の古王が「弱い」とされる所以の一つです。もう一つ。
王位簒奪者アーロン、すなわち後の歴史において「鉄の古王」と呼ばれる内の一人は、かつて王座から追いやったかつての主の刃に倒れた。
自分の部下にまんまと王座を奪われた者と、奪った相手に倒された者。故に、鉄の古王は「弱い」と呼ばれるのではないか、と考えました。そう、王座を奪われた者と王座を奪った者、両方が「鉄の古王」と後の歴史においてみられているのです。騎士アーロンの存在はある地点で止まったままで。

複数人が後の歴史に一人として語られることは珍しくありません。ダークソウル2においてもそれは同じなのでしょう。
さて、アーロンが簒奪したのはいつか。栄華を迎える前かあとか。それはおそらく、栄華を迎える前です。大熱の鉄杖に「ヴェイン伯国からこの辺境を奪い取った鉄の古王は弱き王だった。だが鉄が生まれるこの場所を見出だしたことでこの地を統べる王となった」とありますが、これが騎士アーロンが簒奪者となった時ではないかと考えます。後の歴史に「欲にまみれた愚か者」と語り継がれているのは鉄の古王が最も信頼を寄せたとされている騎士アーロンであり、己の欲のままに振る舞い堕落した簒奪者アーロンです。「弱い」はここにもかかっているのかもしれません。
記憶内の行動から、簒奪者アーロンを倒した後鉄の古王は熔鉄の楔を取り、そこで記憶は終了します。簒奪者アーロンが栄華を極めた時に煤のナドラはやって来ていたのでしょう。しかし求めた鉄の古王ではなかったようです。煤のナドラのソウルに「闇の子ナドラがこの地に来た時身を寄せるべき王はすでにいなかった」とあります。煤のナドラを破壊できる熔鉄の楔がアーロンを倒した先にあったのなら、これはアーロンの持ち物と考えます。煤のナドラを壊すつもりだったのか他の考えがあったのかはわかりませんが、大事にし舞い込んでいたわけではないようです。また、それをとった鉄の古王も何を意図してそれをとったのかはわかりません。

この記憶で記憶の主である鉄の古王はその後どうなったのかはよくわかりません。返り咲いたのか、そのまま去ったのか。もしかしたら、簒奪者アーロンを倒してそのまま去ったからこそ、アーロンシリーズに「王の力が全盛を迎えた時新たな地を求めて去った」と書かれているのかもしれません。鉄の古王と簒奪者アーロンの立場と行動が、後の歴史に取り違えを起こしているわけですね。いえ、これはただの妄想ですけど。(記事内の文章全部そうですけど)
煤のナドラに関してそれぞれ何を考えていたのかは不明ですが、ナドラは簒奪者アーロンを寄る辺とはしなかったということでしょう。そしてナドラに占拠された黒霧の塔が使い物にならなかった可能性は高く、簒奪者アーロンは部下であるアーロン騎士団を引き連れ熔鉄城へ向かったのかもしれません。その場合、記憶の場所は熔鉄城になるでしょうが、熔鉄の楔は黒霧の塔奪還のために準備したものなのかも、と妄想がどこまでも広がりますね。鉄がとれるのは黒霧の塔のようですから、あそこからとれる鉄によって栄華を極めた以上、黒霧の塔が自分の手から離れている状態は死活問題ですからね。
さて、鉄の古王が複数いると語らせていただきましたが、この後熔鉄城の主になった別の鉄の古王もおそらく存在するのでしょう。結局鉄の古王が何人なのかよくわかりません。少なくとも3人はいそうだなと妄想しました。
では、今回はここで失礼いたします。ありがとうございました。