人生雑論ノート

その日その時なんとなく思ったことを書き散らすだけの、偏屈ド変人の思考垂れ流しブログ。

『細胞神曲』におけるとある妄想 その8

 こんばんは。

 

 『細胞神曲』の妄想8つ目語っていきたいと思います。

 よろしくお願いします。

※『細胞神曲CoE』至高天一応到達済み、及び『磯井実光の記録』一応ざざっと完走済み。未プレイの方へのネタバレ配慮一切なしです。

 控室やリスト申請必須の情報等は一切得ておりません。ご了承ください。

  まず、『細胞神曲』妄想リンク集~。

zaturon.hatenablog.jp

 では、よろしくお願いします。

 ……あ、「いつまでも〈至高天〉と書いてないで〈至高点〉と書きなさい」というツッコミですか? いいじゃないですか。至高点はChapter10、第10天、至高天じゃないですか。

 では改めてよろしくお願いします~。

 

 今回は『細胞神曲』CoE4章における嘉納扇の行動について、確認してみたいと思う。言葉通りの確認である。

 嘉納扇と出会うのは処分室俯瞰所。『Circle(円陣)』に追われて逃げた先である。ここで嘉納扇は対クリーチャー銃であっさりそれを倒す。

 しかし、彼はここで何をしていたのだろうか? 何をするつもりだったのだろうか?

 阿藤春樹が逃げ込んできた時、嘉納扇は処分室俯瞰所の中央部分にて、入り口に対して背を向けて立っていた。彼が入る際に開け放されたのであろう、半開きの扉はそのままに。俯瞰所の窓から様子をうかがうのでもなく。研究所の職員なら、あの場所そのものに何もないことを知っていながら、彼はわざわざあの中に入っていった。先にも書いたように、扉を半開きにしたまま。

 阿藤春樹とあの場所で話をした後、嘉納扇は阿藤春樹について来る。あの場所で特に何かをすることなく。しいて言うならば、それこそ阿藤春樹と話をした、というか、無償の情報提供をした、くらいであろうか。

 嘉納扇曰く、ずっとトイレに籠っていた。なるほど、停電が起きるまでとある男性トイレの個室がずっと開かない。停電が起きると、開く。停電が起きた直後は、俯瞰所は閉まったままである。ではこの時、嘉納扇は一体何処にいたのだろうか? この時に行動できる範囲では、嘉納扇は見当たらない。

 このあたりの行動を改めて考えてみよう。

 阿藤春樹は倉庫でライフルを入手後、仲間がいる独房に戻り、独房の奥で『Circle(円陣)』と遭遇する。そして俯瞰所へ逃げ込む。

 さて、嘉納扇本人の証言を考える。

 トイレに籠っていた。そして、倉庫のカギを阿藤春樹が開けたので、欲しかったものが得られた。

 阿藤春樹が倉庫のカギを開けるまで、嘉納扇はトイレに籠っていた。阿藤春樹が倉庫から出て停電した時には、おそらくトイレから出て行動している。阿藤春樹が独房に戻る際、嘉納扇らしき人影も見かけなかったため、この時点で嘉納扇は阿藤春樹の行動可能範囲内にいない可能性がある。俯瞰所の扉が開いていないが、彼の証言通りなら、この時点で中にはいないはず。では、どこにいる?

 さて、この際に停電が起こるまでは入れたが、停電が起こった直後に入れなくなっている部屋がある。阿藤春樹達がいたところとは違う独房、『The Back(背中)』がいる独房である。

「鉄の扉はびくともしない。反対側から何かでおさえられているようだ」

 何が、或いは誰が、おさえていたのだろうか?

 ちなみに、阿藤春樹が独房の奥へ行った後で、例の『The Back(背中)』があの独房から倉庫の入り口へ移動しているようである。倉庫は、阿藤春樹が独房の奥へ進み『Circle(円陣)』と遭遇した、あるいはする直前の時点で、『The Back(背中)』によって封鎖されている状態となっているわけである。嘉納扇が倉庫の中で何かを手に入れて出てくるのなら、『The Back(背中)』によって入り口が封鎖される前でなくてはならない。例えば、嘉納扇が入り口の『The Back(背中)』に対し、「弾がもったいない」と考えて『The Back(背中)』がいなくなるまで待つ選択をすれば、俯瞰所に嘉納扇はおらず、倉庫の入り口には『The Back(背中)』がいることになる。その場合、『Circle(円陣)』に追われた阿藤春樹は死ぬ。嘉納扇が入り口にいる『The Back(背中)』を排除することを選んだ場合、あの場に『The Back(背中)』がいること自体がなくなる。嘉納扇が倉庫へ入り、目的のものを手に入れて俯瞰所へ行く猶予は、『The Back(背中)』が倉庫の入り口を塞ぐまでの短い間しかない。だが、嘉納扇はどこにいる?

 さて、ここで元々『The Back(背中)』がいたあの独房がもしかしたら怪しくなってこないだろうか。そもそもあの『The Back(背中)』はなぜあの場から動いたのだろうか。

 嘉納扇はあの倉庫から対クリーチャー銃を手に入れた、と言っていたが、少なくとも阿藤春樹はそれらしいものをほぼ見つけられなかった。ちなみに阿藤春樹があの倉庫で見つけたライフルについては過去の記事に書いてある。

『細胞神曲』におけるとある妄想 その6 - 人生雑論ノート

 一つ、仮説を立ててみる。【嘉納扇は、倉庫に入っていない。あそこで対クリーチャー銃を調達したわけではない。元々所持していた。そして、停電してトイレから移動し、『The Back(背中)』がいる独房に一時的に閉じこもった。阿藤春樹が『Circle(円陣)』と遭遇する直前に、俯瞰所へ移動した】という仮説である。

 これが本当かどうかは分からない。嘉納扇の「トイレに籠っていた」発言をそのまま採用したのだが、そもそも、信じる必要もない。それこそ、【ずっと俯瞰所にいた。タイミングを計って扉を開けた】でも構わないわけである。

 さらに言うとあの『The Back(背中)』、ノイズが発生しないクリーチャーである。独房に入っても音も赤い光もなく、それは倉庫でも同じだ。だから倉庫では『The Back(背中)』がいることに気づくことができない。地下2階のトイレにいる『The Back(背中)』も赤い光も音もしないので、同じ個体かもしれない。或いは、『The Back(背中)』という種類はそもそもノイズが発生しないクリーチャーなのだろうか?

 嘉納扇が一時的に籠っていた可能性のある独房、そこに元々いたノイズが発生しない『The Back(背中)』。彼の話した内容通りで考えると無理が出てくる行動。

 ゲーム中に得られた情報や、嘉納扇が話したことと色々と矛盾するような行動や状況があるように見受けられる。

 今回は地下1階の話が主だったので、次回は地下2階の行動について考えてみたい。

 

 というわけで、今回の妄想はここで終わります。

 妄想にお付き合いいただきありがとうございます~。

 お疲れ様でした。

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