人生雑論ノート

その日その時なんとなく思ったことを書き散らすだけの、偏屈ド変人の思考垂れ流しブログ。

『細胞神曲』におけるとある妄想 その7

こんばんは。

 

 『細胞神曲』の妄想7つ目語っていきたいと思います。

 よろしくお願いします。

※『細胞神曲CoE』至高天一応到達済み、及び『磯井実光の記録』一応ざざっと完走済み。未プレイの方へのネタバレ配慮一切なしです。

 控室やリスト申請必須の情報等は一切得ておりません。ご了承ください。

 

  『細胞神曲』妄想記事リンク集。

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 では、よろしくお願いします。

 

 今回書かせていただきたいのは、相場伊吹について。彼に関しては一度過去記事にてそれなりに書いた。

『細胞神曲』におけるとある妄想 その4 - 人生雑論ノート

 ぶっちゃけあやふや情報だけで何もわからない内容ではあるが、今回は個人的思い込みをあえて発揮し、明後日の方向に書いていってみる所存である。

 え? いつもそうだろうって? はい、つまりいつも通りですね。はい……。

 さて、CoEにて相場伊吹なる人物の名前が出てくるのは、4章後半であったはず。

 正確には「伊吹へ」から始まる相場雄介の手帳に書かれた手紙である。そこで出てくる名前も伊吹、のみとなっている。

 この内容だが、本棟の相場伊吹をこの手紙がさしている人物であると考えると色々と矛盾が生じてくる。

 「そしてもしお前も実験棟に残されてしまったら」という部分にて、相場雄介がこれを書いている時点で実験棟にいるということになる。心配で突撃してきた相場伊吹を指しているとは思えない。この書き方は、現時点で実験棟にいることを確信している書き方だと考えられるが、いかがだろうか。

 「検体面談処置室のパスワードはこの間教えたやつだ」という言葉から考えて、本棟の相場伊吹が当てはまらないのはほぼ確実と言えないだろうか? 彼の話から考えると、パスワードなど教えてもらっているはずもないのだ。そもそも書き方から考えて、手紙の伊吹は実験棟の内部構造を把握している状況であると考えられる。

 「サーバールームは分析室の奥だぞ」という言葉は、伊吹が分析室の場所を知っていることが前提だ。だが、相場伊吹の説明を考えるに、彼はその日初めて至高天研究所の中部支所に来たはずだ。

 さて、本棟にて出会った相場伊吹は、本当に相場雄介の関係者なのだろうか?

 それに関しては「相場司祭の甥っ子どこ行ったんだ?」というセリフが見られる。が、それが「相場」「伊吹」であるとは一言も言っていない。

 相場伊吹本人は「相場雄介の親族だと話をしたら、それは丁寧に応接室へ通された」と語っているが、具体的にどう説明したのかはわからない。どう名乗ったのかも、である。

 「ダメモトで伯父に連絡を入れた」らしいが、β暴走という状況で、外からの連絡など確認できるだろうか。しかも、相場雄介は会議室Bにて射殺されていた。β騒ぎが起きたのなら、まず逃げるか、安全の確保に努めると思われるのだが、そういった様子があの会議室から見られない気がする。もしかしたら、β(或いはそれと思わしきナニカ)が暴走するよりも前に射殺された可能性もある。その場合、「逃げろ」という忠告自体ができないはずだ。

 そもそも外からの連絡があの実験棟にいる相場雄介にどう届くのだろうか。外部からのメールなどは届くのだろうか? 内部からのメールはすんなり相手に届くのだろうか? 情報漏洩の危険がある以上、そうそう外部と連絡が取れるようにしないのではないだろうか。

 本棟にて出会った相場伊吹の話していることは、本当のことなのだろうか?

 相場伊吹が語った内容が嘘であった場合、全てが覆るのである。その場合、相場雄介が伊吹のために書いた手紙そのものすら疑う必要が出てくるが……。

 この手紙において、相場雄介は「伊吹へ」と名前しか書いておらず、この伊吹の苗字は不明である。つまり、この手紙の示す人物の名前が「相場伊吹」であるという確信は得られない。また、性別に関してもこの状況ではわからない。

 さてこの手紙の内容、本当に伊吹にあてたものか否か?

 と、話をいきなり変えるが、あの実験棟地下2階には、あの場所にそぐわない人物が一人いる。

 「人だ! 生きてる人だね!?」と、阿藤春樹に話しかけてくる女性である。彼女は叫ぶ。

「皆がいればあたし、もう一回足が動かせるようになって、スキーがやれるようになるんだ!」

 この場所において、とてもそぐわない言葉である。彼女はおそらく研究員ではない。

「東側の廊下にね、部屋が二つあるの。その内の一つに仲間がいるんだ!」

 これは会議室AとBのことだろうが、彼女がさしているのが会議室Bである可能性はどれほどあるだろうか。

 相場雄介の手紙には「お前を巻き込んですまない」と書いてある。例えばの話、至高細胞の研究の一環として、手足が動かなくなった人間に投与して、動かせるようにするという研究をしていたとするならば? 彼女はその被検体であった、と考えることもできる。あくまでもたとえ話、只の仮定である。

 彼女の様子からして、β騒ぎで足が動かなくなったのではなく、スキーをしていたのにもかかわらず、事故か病気かで足が動かなくなってしまった。再びスキーができるようになるという希望を、この実験棟の「仲間」に託していた、と考えられる。

 この彼女こそが、相場雄介が「生きて帰ってくれ」と書き残した伊吹かもしれない、と考えることも、一応できる。

 とはいえ、彼女は会議室のどちらかにいる誰かを「仲間」と呼んでおり、「伯父さん」とは呼んでいない。さてはて、やはり違うということか。

 ともあれ、本棟にて出会った相場伊吹は、相場雄介が「生きて帰ってくれ」と願った伊吹ではあるまい、とは言えるのではないだろうか?

 最後にこれはただの妄想である。とだけ書いておく。

 

 ということで、今回の妄想はここまでです。

 お疲れ様でした!

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