人生雑論ノート

その日その時なんとなく思ったことを書き散らすだけの、偏屈ド変人の思考垂れ流しブログ。

新卒採用する企業って、「大学四年間をしっかり勉強に費やした奴はいらねえ」と言っているように思える時がある

 こんばんわ。

 企業が新卒採用の期間がどうとか何かを撤廃とか言ってたような気がしますが、そもそも大学生に勉強させる気がないよねって思います。

 大学四年間は就活レッスンのためでなく学問のための時間じゃないのん?

 

  上記のようなことを書きますと、

「お前は世の中のことを何もわかっていない!」

 とお怒りのことと存じますが、皆さんいかがお考えですか?

 

 私が大学生のころ、とある先生がおっしゃいました。

「就活のための欠席なんて認めない。大学は学問の場である。勉強せよ」

 その時の顔の苦々しさはよく覚えております。

 お若い時から勉学に励んでおられた方だったようで、大学でしっかりと勉学に励むことを重視しておられました。

 

 そして私ですが、就活が始まるような時期にうつ病にかかりました。

 自殺未遂つきです。

 就活? 生きていくのが精一杯です。死に場所を求めてうろついていた時すらありましたし。

 そんな状況で就活とかムリムリです。

 私は一気に周りから置いていかれることになりました。

 

 まあ、そんな私が書くような内容でもないかもしれませんが、まあそれはそれで。

 ええ、聞こえますよ。「お前が言うな!」

 むしろ、就活の中に飛び込まなかったからこそ思った、ということかもしれませんし。

 自分はやりませんでしたが、周りがやっているのは見えてましたから。

 

 で、話を戻しますが、大学は学問の場であって就活予備校ではないはずなのです。

 そのはずですが、私の時点ですでにその状況というか、もっと以前からそうでした。

 「勉強せよ」とおっしゃっていた先生はなんだかイヤそうでしたね。

 また、私自身おそらく勉強自体はそれなりに好きな方なので、先生の言葉はすっと入ってきました。

 

 いい大学に入って、いい企業に就職して、それから……。

 そんなお決まりのコースがいつの間にか作られていました。

 大学生は勉強するためではなく、就職するために入学してきます。

 もはや大学に入学したその時点で就活戦争に突入です。

 え? 勉強? 何それおいしいの?

 

 そんな状況ですからね。大学に入って勉強した成果なんてほぼ残しようがないですよね。

 いや、そんな状況であってもめっちゃ勉強している人もいるんでしょう。しかし、多くの人は就活のためのセミナーとかに大忙しでしょう。

 み~んな同じリクルートスーツ着て、同じ髪型で、同じ見た目ですからね。

 正直、はたから見ていて面白みがなくて面白いんですよね。あ、ヤケクソです。

 

 大学はあくまでも勉学に励むところとしてつくられました。しかし、今は就活予備校状態になってしまっているところが多いのではと思います。

 大学に入った時点である程度就職できるところが決まる側面もあります。

 どこどこ大学に入れる人だから優秀、という判断でしょうかね?

 無論、有名大学なんてそんじょそこらの学力じゃあ入れませんからね。

 東大に入られた方の、入るまでの血が滲み骨が折れる苦労、その後の苦渋をつづった文章を読む機会がありましたが、想像を絶するものでした。そりゃあ、すごいわ。

 そんな苦労をしてでも有名大学に入る人なら、それはもう、どの企業も欲しいでしょう。力めちゃくちゃ発揮してくれますよ。

 でも、それ以降の、大学入学以降の努力はいらないということでもあるんでは? と考えてしまいます。

 何学部でどんな勉強して……というモノを、企業はどこまで求めているんでしょう?

 

 大学の集大成は卒業論文ですが、それにはかなりの力を費やさないといけないはず。私は病気によりお情けで通してもらえましたが、卒論をまともに書こうと思うと就活にたいして力を注いでいられないんじゃないかと思います。

 卒論に心血注いだ人って、自分の興味関心に対して突進していった人ということです。ある意味、自分で設定した課題に真摯に向き合って「俺はこれをやるんじゃああああ!」をやり切った人。

 もしかすると、それ故に扱いづらく感じる企業もあるかもしれない、とも思います。

 

 まず卒論のテーマを設定。問題となるものを自分なりに考えるために、あまたの文献に全力疾走。論点の洗い出しやら、何やら……。

 いちいち上げていくの面倒なんでテキトーにしておきますが、こういったことを最初から最後まで全力でやり切った人って、企業的には「黙って働いてくれる忠実な社員」になりにくい存在かもしれません。

 恐らく論文だのなんだのって、最初の「問題提起」ができないとどうしようもないです。

 そして、「問題提起」能力って、企業によっては「持っていてほしくない」一番の能力かもしれません。

 

 無論、「問題提起」ができなければ仕事もできないんじゃないか? という問題も出てきます。

 しかし考えてみてください。「問題提起」の後、何が起こりますか?

 「問題提起」後の動きをしたくない人って、たぶん世の中多いです。

「いいから黙って働け」

 こういう言葉って、つまりそういうことなんじゃないかと。

 

 そもそも、卒論に全力で取り組んだ人って、ある意味それゆえの個性とかも際立ってくると思います。

 何かに対してとても努力している人って、輝いている人多いですよね。

 あたりまえにことをしているようで、他の人ができないことをやっていたりもする。

 でも、「出る杭は打たれる」わけです。

 でも、あくまでも就活に心血を注いだ人なら?

 みんなと同じリクルートスーツ、みんなと同じかばん、みんなと同じクツ。

 同じセミナーを受け、同じようにふるまうことを求められます。

 るまり、企業が「欲しい人」になる努力ですね。

 新卒採用のメリットって、他の会社に勤めた経験もないから自社の風土に問題なくなじめる、というモノがあったと思います。

 それ、「個性なんぞ要らん」と堂々と言っているわけです。

 リクルートスタイルって、個性を徹底的に排除した姿ですし。そういう見た目を求めるってそういうことですよね?

 あ、はい。偏見です。偏ってます、ココ大事。

 

 いや、集団生活において、我を通さないようにしなければならない場面は多いと思います。しかし、新卒採用のメリットとか見ていると、「我を通さないけど芯がある人」をそもそも求めていないというか、避けたがっているようにも思えます。

 ちなみに私は我を通しまくって、うっとうしがられるタイプです。悪い見本ですね。

 世の中「個性」の重要性を打ち出す一方、「個性」を前面に押し出した人は煙たがられますしね。

 それこそ、「勉強せよ」とおっしゃった先生のような人は、どんな企業も嫌がるタイプだと思います。

 素晴らしい方だと思いますが、一般企業向きではない人です。

 

 難関大学に入り、卒論にきちんと取り組み、就活もしっかりやった人なんかはもう、ここで語る必要のない方ですけどね。

 別次元ですから。

 

 新卒採用の取り決めなんかでも絶対に出てこない、

「大学でしっかり勉強してもらおう」

「きちんと卒論に取り組んだかで評価する」

 という考え。

 このあたりは経済的な理由もありそうですけどね。

 卒業後すぐに就職しないと生活が成り立たない方もいらっしゃるかもしれませんし。

 そういった際のセーフティネットもないですからね。

 しかし、そもそも大学は「学問を修めるところ」のはずなんですが、その前提はもう崩れてますね。そこ指摘する人は私の情報の集め方の問題か、あまり見ませんし。

 

 もちろん、企業も考え方は千差万別だと思います。上に書いたようなところばかりでもないとは思います。

 

 皆さん、いかがでしょうか?

「んなわけあるか!」

「お前の考えは間違っている!」

 と考えた方は、それはなんでかをぜひ考えてみてください。

「そうかも?」

 と思った方も、同様に。

 

 と、いったところで、今回はこれくらいで~。

 お疲れ様でした~。