人生雑論ノート

その日その時なんとなく思ったことを書き散らすだけの、偏屈ド変人の思考垂れ流しブログ。

「AIやRPAに仕事を奪われる!」という危機感は、昔の人が作業の機械化に反対して機械をぶっ壊したのと多分同じ

 こんばんわ。

 最近AI(人工知能)だのRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)だのよく見かけますね。以前の職場でも導入が検討されていたような気もします。

 しかし、「仕事が奪われる!」とあせる人たちもまたいらっしゃるわけです。

 それって、産業革命が起きたときとかに機械をぶっ壊したのと心理状態は同じですよね、という話です。

 

  まあ、上の文章でほぼ話は終わっています。はい。

 人間、基本的にいつの世も変わらないわけですな。

 昔読んだ小説でも「農耕の際に使う機械」を農民の方々がぶち壊している場面とか書かれていました。壊した本人たち曰く、

「役に立たない」

「おかしなことになる」

 だそうです。

 ようするに「新技術に対する不信」「己の立場が奪われる不安」などがあったんだと思います。「役に立たない」というのは、

「役に立たれたら俺たちはどうなるんだ!」

 という魂の叫びでしょう。わざわざまだまだ使えるものを普段自分たちが使っている道具をぶち込んで壊したりしていたようですからね。

「こんなもの、意地でも使わん!」

 という意思表示ですね。

 

 しかし現在、この小説の時に比べて時代は進み、農業の時に使う機械は増え、進歩しています。

 え? 小説の時代? この時代だと「ナポレオンの時代」です。

 ん? 機械なんてあったのかって? メタリックなものだけが機械というわけでもないです。足踏み脱穀機とかも立派な機械。水車とか利用したりもしたのかもしれませんね。

 また、当時からしたら従来型の農業ではない、新しいやり方がどんどん開発されていっているようですね。

 しかし、その新しいやり方に対して、やはり否定的な意見が出てくる。

 恐らく何年かしたら、新技術を使う人が増えてその新技術の方が「当たり前」になるんだと思います。

 「機械をぶち壊していた」過去があっても、今は「機械を使うのが当たり前」の世の中になっていますからね。無論、一切そういった物を使わない方もいらっしゃいますが、他の人に対して「機械を使うな!」とはおっしゃいませんし。

 

 で、何かしらの「新技術」が出てくるたびにヒトは「自分の仕事がなくなる!」と猛反発するわけですが、その反発によってその新技術が廃れるかというと、必ずしも廃れるわけでもない、ということになります。

 廃れたものもあるのかもしれませんが、廃れるどころか時がたつにつれ進歩し強化され、「あるのが当たり前」の状態にまでなっているものも多くあります。

 基本「現代」においてはその手の物であふれかえっています。例えば「車」とか。

 

 基本的に今までやっていた仕事が楽になるということは、今までその仕事を担当していた自分が「要らない」と言われてしまう危機だと感じるのだと思います。

 あと、人間は基本的に「変化が嫌い」だそうです。まあ、おかしな変化があったら食料にありつけないという状況になりますからね。本能的にダメ出しすると思います。

 自分がその仕事から外されるということが、「食料にありつけない」状況になりうる、という考えにもなりますからね。

 仕事において不要とされる。首を切られる。収入がなくなる。というコンボになるのではないか、と考えるわけです。

 

 しかし、ある種の流れができてしまった場合、その「新技術」を受け入れるのをためらったためにそれまでの収入減がなくなってしまう、などということもありうるのが世の中の怖いところなんだと思います。

「そんな技術いれられたら俺たちどうなる?」

「この技術いれなかったら会社なくなる」

 冗談抜きでこういうことになるわけですね。

 とはいえ、新技術を入れたって最終的には人がいないと話にならないわけですよね。

 パソコンがものすごい勢いで普及していく過程で、じゃあ人間要らなくなったかというとそうでもないのが現状です。パソコンの力をうまく扱うヒトが必要になりました。たいていの人はちょっと入力できる程度のスキルしか持ち合わせていないので、そのあたりで稼ぐ人とかも出てきたりもしてます。また、そのあたりのスキルが評価されて、クビにならないだろう勤め人の方もいらっしゃるわけです。

 

 新技術が広がる時、恐らくかなりの反発がされるだろうと思います。しかしそれは逆に考えると「反発しないとヤバい!」ということを考える人がいるということです。

 しかも、反発力が強いほど、「ヤバい!」と考える人が多いということ。つまり、「超有用技術」である可能性があります。有用な技術であればあるほど、「イヤだ! クビになりたくない!」と考えたり、「今の仕事がなくなったら俺に出来ることがない!」と考える人がたくさん出てくるだろうということです。

 

 また、あからさまな反対をせず、「そんなものに代替されるような仕事じゃないよ」と自分の仕事はその技術の対象になりえないと主張する人もいます。

 無論、そういう仕事もたくさんあります。今まで「消える」と言われていた仕事も、しっかり残っていますからね。

 しかし、今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫かと言われると、そうでもなさそうです。

 とある仕事の全体全てを自動化はできないかもしれませんが、流れの一部を自動化することはできるかもしれません。

 仕事の中にはどうあがいても「単純作業」が入ってきます。その部分を機械化、自動化してしまうということは可能です。

「一部分だけ自動化された逆にわからんだろうが!」

 という反論も予想されますが、仕事って自分一人でやるものばかりではないはずなので、ヒトに任せる部分なども出てくるはず。その際、その部分だけ任せても「分からない」ということはないはずです。そのため、一部のみ自動化もできます。

 というか、恐らく今後の流れでは、

「自分のやっている仕事のどの部分が自動化できるか」

 ということを考えるのがむしろ普通になる可能性もあります。それがうまくできる人が評価されて、できない人は「あの人自分の仕事の自動化項目上げられなかったんだって~」などと後ろ指をさされるようになる可能性すらあります。

 会社の評価項目に「仕事をいかに効率化したか」みたいな項目があって、その部分が低いと賞与もあんまりもらえないとか、そういう評価の仕方する会社も出てきそうですよね。

 

 ひぃ……! なんて恐ろしい時代じゃ~。なんて恐れおののいていても、お給料が減るだけという状況になるわけですね。

 

 とはいえ、今までの仕事の経験は間違いなくいかせる状況であるのは事実のはず。

 農業機械ぶっ壊していた人たちも、そのうち多分壊さなくなったんだと思います。その際、

「このやり方だと効率が悪い」

 という風に、むしろ積極的に改良案だしていった人とかは、周りの人から尊敬されていったかもしれないし、機械の改良項目を書き出すという仕事についたかもしれません。

 これから先、いかにうまく仕事の改良、自動化をしていくかの専門職が出てきそうですね。

 現時点で「コンサルタント」などがいらっしゃいますが、AIやRPA専門の方々とか絶対出てきます。

 現時点での業務の良い点悪い点をみて、その上でどういったAIを使うべきか、RPAをどのように業務に組み込んでいくか、その際使う業者はどこがいいかとか。

「AI・RPAオーダーメイド! あなたの会社のルーチンワーク改良します!」

 みたいな「RPAコンサルタント」とか「AIコンサル」とか名乗る人がそれはもうワラワラと世にあふれ出てくることでしょう。

 それで、組み込む技術自体はあっても、業務の流れを見ての最善案は出せないみたいない人が大半を占める気がします。

 

 自分がこういった流れの中でいかに生き残るか、この流れに的確に乗るか、あるいは特に逆らわないけど変に波に乗るような真似もせず、淡々と自分自身の仕事の注力するヒトになる、などなど選択肢も広がるわけですね。

 どれがいいかはヒトによると思いますが。 

 

 ま、ようするに、なるようになるさ、ということです。

 そうとしか言いようがありません。

 というわけで、ありがとうございました~。