人生雑論ノート

その日その時なんとなく思ったことを書き散らすだけの、偏屈ド変人の思考垂れ流しブログ。

『それでも強い日本経済』本日届いて本日読み終わりました

 こんばんわ。

 以前から読む予定でした『それでも強い日本経済! 世界は新冷戦へ突入』(エミン・ユルマズ著)、本日無事読めました。面白いです。

 

 現在の経済、世界情勢がどういった状況かとか、アメリカや中国、日本の立ち位置などについて書かれていました。

 ここで書かれている「新冷戦」ですが、少なくとも2013年くらいから始まっていたらしいです。そ、そうだったのか。

 新冷戦がどうなっていくのかって感じですが、タイトルにあるように日本はこの状況において「強い」という解釈がされています。

 個人的には大賛成ですね。みんな日本を悲観し過ぎです。

 でも、悲観したくなる気持ちもわかる。会社勤めしている人ほどたぶん悲壮感が強いはずです。

 

 経済ニュースとかよりも、今目の前で起きていること、自分自身の関係ある現職場の空気とか、勤務状況から考えて、「日本イケてる!」と考えられる人は、恐らくですが大企業ほど少なそう。

 いや、独断と偏見ですけれど。こういった大企業は、バブリーな時代の名残的な何か、「昭和的」と呼ばれる、否定的な感情を持って語られる「空気」がまだまだ残っていそうな気がするんですよ。

 私の以前の職場も、俗にいう「昭和的」空気の強いところであるっぽいです。自分の働いていた状況だけで書かせていただきますが、こういう会社って、「まじめに働く」人ほど割を食うんですよ。

 

 例えばですね。いましたよ、残業いっぱいして残業代稼いでいる人。それなりの数。

 「固定残業代」という制度がありましたが、その制度を廃止して「あくまでも残業した分」をそれぞれに支払う形に変更すると、何故か「損しますよね」という話になりました。

 私そもそも時給パートで「固定残業代」なんぞ最初っから支払われていないので関係なかったんですが、正社員の人たちは結構な数「損だ!」という反応をしていました。

 あ、「残業代」自体はちゃんと支払われていましたよ、念のため。

 今まで「何十時間分」残業していようがしてなかろうが、みんな「固定残業代」としてもらっていました。この「固定残業代」の設定時間を超えた人が普通に「残業代」もらうシステム。

 ……じつは、超えた分すべてをもらえるわけでなく、一定ライン以上に関しては「サービス残業」状態だったようですけど。

 それをすべて支払うとなったので、今まで「サービス残業」していた人は「ワッショーイ!」状態ですが、そもそも残業自体をしない人は「チ!(舌打ち)」という状況になったわけです。

 ま、残業した方が得だと考える人、増えますよね。なんだかんだで「残業削減プロジェクト」は端から見ていてたいして成果が出ていたようには見えませんでしたし。

 始めた最初くらいの時に比べれば減ったようですが、一定期間過ぎると変わらなくなっていました。というか、「固定残業代」廃止した2018年は全体的に増えてました。

 これが現実ですね。

 また、残業代欲しさではなく、会社におけるコストとか度外視で「自分がしたいから」残業していることを隠して、タイムカードをごまかして仕事をしている人もいました。部長がものすっごく怒ってました。立場がかなり上の人なのが始末に負えない。

 

 ある意味における、会社勤めの非合理的な部分です。これは本の著者エミン・ユルマズ氏も経験がおありのようで、本にしっかり描かれていました。

 仕事をササっと終わらせることができる技量のある人を仕事でパンパンにしたら結局「ココ!」という時に身動きとれんやろがい、と考えてしまいます。常に仕事でパンク状態が美しい、みたいな価値観私は嫌いです。

 理由、その価値観のせいで結局私が割を食っていた気がするから。気がするというか確実に割を食ってました。

 

 ちなみに、以前私が勤めていた会社で仕事の成績が上位の人は基本的に「ノー残業」の方々ばかりだったようです。世の中そんなもんです。

 そして、成績上位になったって大したものがもらえるわけでなく、お金いっぱいもらえるのはやっぱり「ガッツリ残業」なのも予定調和です。

 そんな現状に対して「悲観するな」というのが無理な話なわけです。

 

 今の日本社会における「働き方改革」についてもちょろっと書かれてましたが、「なるほどね~」という感じ。

 以前『フラット化する世界』を読んだ内容がここでリンクしてくる感じです。

 しかし、そういった中活躍できる人ってなかなかいないよな~、というのもまた事実。

 私? ……どうしろと? 転職活動一年続けてやっと決まりましたが、給料面から考えて「低所得層」確定してるんです。つまりそういう条件の職にしかつけない人という「市場価値」がここではっきりと示されているわけですね。

 むろん、このまま指をくわえているつもりもありませんよ~。だから本買って読んでます。

 とはいえ、現時点での「市場価値」であるのは確実で、そういった人たちが「フラット化社会」において一定の位置を確保するのはやっぱり難しいわけです。

 

 日本経済において、「不合理」な経営、働き方をしている会社は淘汰されていくだろうとされていますが、「日本を強くしていってくれる」会社が現時点でそれなりにあっても、やっぱり強いのは「不合理」な企業なのが今の現実ですしね。

 ちなみに私の転職先企業もおそらく「不合理」な方だと思います。仕事の内容自体が今までとガラッと変わるので、今までのようなストレスはなくなると思いますけどね。

 

 日本経済は強いしこれからバブる可能性が高いが、そのために必要なのは「不合理」な会社の淘汰であり、そのために必要なのってなんでしょうか? 「不合理」ではない企業が増える条件ってなんでしょうか?

 それこそいろんな会社が様々な試みをしていっていますが、今は過渡期でしょうかね?

 

 高度プロフェッショナル制度みたいなものも、きっちり整備されていくとは思いますが、そもそもこういう「時間ではなくあくまでも成果・技術」という報酬形態って難しいですよね、今までのやり方から考えると。

 「残業ゼロ」法案とか呼ばれたりしてましたけど、個人的には、

「いっそこの会社の全員にこの給料形態採用しろやあ!」

 と考えていたこともあったりしました。無駄すぎる残業が多くて、残業の申請の仕方とかも無茶苦茶だし、やり取り面倒なんですもん……。

 ついでに言ってしまうと、こういう「外向き」ではなく「内向き」の仕事において、

「ちゃんと稼ぐ仕事してるだろ? うるせえ稼いでねえ分際で。給料だけ黙って支払いやがれ」

 みたいな態度できちんと対応しない人って、上記の給料形態になった場合どういう対応するんでしょうか? ぶっちゃけ、今まで間延びした仕事の仕方してた人たちって、「時間かける方が不条理」な給与形態になった場合、即座に残業しないでいいようにするための努力するんでしょうか?

 下手すると、「残業代」で稼いでいた分が消えるなどという生易しいことで終わらなくなる可能性すら出てきましたね。

 く、くくく。くくくくく……。

 ※今までの恨みつらみの邪悪な嗤い

 

 「日本の未来は明るい!」といいたいけれど、上記のようなことを考えていると明るく考えられないのが今の日本かな。今後に期待。

 自分の「市場価値」って別に「今ついている職」「現在の給料」だけで決まるってわけでもないと思いますし~。

 ※負け犬の遠吠え

 

 ということで、おやすみなさ~い。

 

  ※最後にもう一度載せときます。ぜひ読んでみてくださいね~。