人生雑論ノート

その日その時なんとなく思ったことを書き散らすだけの、偏屈ド変人の思考垂れ流しブログ。

プロティノス著『エネアデス』とてもむつかしく、興味深いです

 こんばんわ。

 現在読書中の『エネアデス』についてです。

 張り切っていきましょう!

 

  まず一言。「むっちゃムズイ」

 いや本当に。私なに読んでいても「むっちゃムズイ」なんですが、『エネアデス』むつかしい。

 その道のプロの方々にも「難解」と称されるのだから、よほどですよね。

 

 読んでいて思ったのが、「一神教」的だなあ、ですね。

 絶対不変、時間の影響も受けず、具体的な形はあらず、しかし全ての根源として「ある」、「一者」というものを前提に話が進みます。ぶっちゃけこの「一者」を理解しがたい。訳者の方が丁寧に説明して下さっているものの、やはりどうしようもない。

 しかしそのような難解さはさておいて、こういったある種の「絶対存在」を想定した思想って、「一神教」的だと思います。

 日本などではこういった形の思想は基本的にないですからね。日本は『古事記』を読んでわかるように、「多神教」です。さらに仏教も深く浸透していますが、仏様は大勢いらっしゃいます。

 永遠不変の絶対唯一な存在はない、ということになりますね。

 

 別にこのような「唯一の絶対不変な完全存在」のあるなしで思想の優劣が決まるとは私は思えませんが、思考の形態そのものは恐らくかなり変わりますね。

 思考の根本、軸そのものが全く違うから、このあたりの話ってかみ合うのは難しいんだろうな、と思います。

 

 ま、それはそれとして、むつかしいんですよ『エネアデス』本当に!

 でも楽しい。

 あと、あくまでも論理的に展開していくので、読んでいると心が落ち着いてくるという副次的な効果もあります。

 理解できなくても、読んでいて身になること、ためになることはやはりあるのだな、と思いました。

 

 ではみなさん、よい読書ライフを。